時に手をひかれて、流れを思い出す

きっと一生忘れずにいれるだろうと感じる瞬間があった。それを思い出す瞬間に立ち会った。何で忘れてしまったのかなと疑問に思うんだけど、それはまた一生忘れられない瞬間に立ち会ったからだろう。

 

こんな事が高校生時代の手帳に書かれていた。今のわたしにはどのような瞬間だったのか思い出す事はできない。また、出会えるだろうか。もしかしたら、普遍的な瞬間に高校生の僕は気が付かずにこのようなことを書いてしまっていたのかもしれないとも思えてくる。出会っても気が付かないようになってしまったのかもしれない。世界が段々と単純になってきたように最近は思う。