死なうは一定、しのび草には何をしよぞ、一定かたり遺すよの

先がないことを知っていながら言われるままに生きてきた。やりたいことなんて許してもらえなくて考えることをやめてしまった。そのせいか、今では何がやりたいのか何にもわからない。何かやりたいことを見つけたとしても先がないとわかっているから見つけたくもない。

こんなことを親友だと思っていた人に打ち明けたことがある。親友は自分の怠けた生き方を今更、人のせいにするのは良くないと言った。きっと彼は素敵な人生を送ってきたのだろうと感じた瞬間から一緒にいたくないと思った。

今では他人だ。